精神科訪問看護とは
精神科訪問看護は、精神障がい者の社会生活機能の回復を目的として様々なサポートをおこないます。
訪問看護とは看護師が自宅に訪問して、健康状態のチェックや回復に向けたお手伝いをすることが主な業務ですが、精神科訪問看護では「精神科」に特化したサービスであることから、バイタルチェックや服薬管理以外に傾聴や作業所の紹介なども行っています。
よく聞く統合失調症や双極性障がいなどの患者様は、さまざまな不安から外出が億劫になる方もいらっしゃいます。
主治医との連携によって自宅など安心できる場所で看護を受けられる訪問看護サービスは、このような方にとって大きなメリットがあります。
精神障がいから完全復帰するには時間を要することが多いため、基本は安心できる自宅で過ごし看護師のサポートを受けられる方も多くおられます。
比較的症状が多い
精神疾患
- 01統合失調症
- 02妄想性障害
- 03うつ病
- 04双極性障害
妄想や幻覚、認知障害が出たり、抗うつ状態、食欲減退や過食、不眠や過眠など、日常生活に支障をきたす方も多い精神疾患は、
投薬・服薬や医師や医療従事者との信頼関係、安心できる環境にいることで症状が落ち着いていきます。
広汎性発達障害とは
- 01自閉症
- 02アスペルガー症候群
- 03ADHD
- 04学習障害
主に対人関係が苦手な方や、知能・言語能力に障害が出る方も多く見られる精神疾患です。
ADHDにおいては注意欠陥多動性障害と言われることから、一般的に日常生活でも不注意や多動といった症状が現れます。
まる訪問看護
ステーションが
目指すサポート
- 01再発・再入院の防止
- 02ご本人の自立支援
- 03生活リズムの調整
- 04社会復帰支援
- 05服薬管理や助言
- 06コミュニケーションに
よる病状観察
精神に異常をきたした方にとって「頑張ること」は辛いことです。
我々はご本人に対して傾聴を意識し、感情をコントロールしながらコミュニケーションを図ります。
また病気の再発予防、病状に左右される事なくご本人の自立や自己実現に向けての支援、社会復帰へのサポートを行っています。
医療保険を使って
サービスを受けられます
週に3日まで、1回30?60分と自治体によって多少異なりますが、基本的には医療保険で受けられる範囲は決まっています。超える分については自費でもサービスを受けていただくことも可能です。
医療保険を使用するためには、役所の管轄である「あんしんすこやか係」にて「自立支援受給者証」を取得しておく必要があります。
また必ず主治医と訪問看護師が連携する必要がありますので、かかりつけ医との相談、確認が必要です。